ひと・まちインフォメーション

【EVバス】出発式を開催いたしました

「産学連携による電気バス導入に伴う、最適な充放電システムの構築に向けた実証実験」は2023年2月末で終了いたしました。





阪急バスでは、関西電力株式会社、国立大学法人大阪大学との、産学連携による電気バス導入に伴う、最適な充放電システムの構築に向けた実証実験を行っています。 (※2021年2月16日に公表)







このたび大阪大学の学内連絡バスに電気バスを導入し、10月1日(金)から運行を開始しましたが、これに先立ちまして、9月30日(木)に出発式を開催しました!







車体のデザインは「ひととまちにやさしい阪急バス」をモットーに、環境を守り、次世代へとつなぐイメージをトリコロールの有機的なラインで表現◎

これを電気コードと見立てて、つながり(ひと、まち、想い)を印象付けるようなデザインとしました。







車体をぐるっと囲むようにデザインされているトリコロールラインは電気回路をイメージし、車体側部の線は搭載されているバッテリー部分から出ており、最後は後部の電球のイラストへとつながっています!

車体は当社の環境対応車両でも使用している白をベースカラーとしました◎







車内の壁と天井はホワイトカラーで、窓が大きく光がたくさん入り、天気のいい日だと車内灯がなくても明るい印象です。

席は従来のバスと同様、前方1列、後方2列で、後方の座席は一体型ではなく1席ずつ分かれています◎







電気バスは大容量バッテリーとしての活用も注目されており、災害などによる停電時には、非常用バッテリーとして営業所の照明や通信機器等への電力供給を行うことも可能です!

出発式では電気バスのバッテリーを利用して音響設備を稼働させました◎







なお、当日ご披露することはできませんでしたが、千里営業所内に設置しているこちらの急速充電器(右奥)で電気バスの充電を行います。

また、電気バスが運行しない休校日には、放電器(左手前)を電気バスに繋げて営業所に電力を供給し、昼間ピーク時などにおける電力を低減することができます。








電気バスのバッテリーを利用した音響設備を使い、当社社長があいさつを行いました。







あいさつ後、テープカットを行い、いよいよ電気バスの試乗会です!







起動時の音はとても静かで、走り出しもスムーズで快適です。







加速時、減速時においても稼働音が気にならず、変速機が無いため滑らかな走行で大きな揺れも起こりにくく、席を立っている場合でも乗り心地は安定しています。







停車時においても電気バスはアイドリング等を気にすることなく空調を維持できるため、常に快適な車内環境をお客様へご提供することができます。







今回の電気バス導入に伴うCO2削減効果は、なんと年間約66t-CO2になります。

(おおよそ杉の木約4700本が1年間に吸収するCO2量に相当!)







わたしたち阪急バスは、これからも持続可能な社会の実現に向けて、CO2排出量削減についてSDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みを進めてまいります!









※大阪大学の学内連絡バスは一般のお客様はご乗車いただけませんのでご注意ください。
※今後、来春を目途に千里営業所管内の一般路線バスでの走行も計画中です。



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テーマ: 乗ろう 阪急バス

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